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専門医

年収3000万円精神科病院院長の給与明細

目次

年収3000万円精神科病院院長の給与明細

年収3000万円精神科病院院長のプロフィール

①年齢、医師何年目か?:

50代、31年目

②性別:

男性

③診療科、役職:

精神科、精神科病院の雇われ院長

④医師関係の保有資格(専門医など): 

精神保健指定医、日本精神神経学会専門医・指導医、産業医資格

⑤開業医or勤務医orその他(産業医など):

勤務医プラス産業医

⑥年収(給与明細時点での税・ボーナス込み年収、大まかに):

年収3080万円(内訳 精神科:3000万、産業医:60万、講演会謝礼など:約27万)

⑦労働時間(週何日、1日何時間)と日直・当直回数(月平均):

週5日、平日週1当直(ほぼ寝当直。祝祭日と重なると免除)

⑧残業時間(月平均)、残業代は出るか?:

残業代は出ませんが、そもそも残業がない。

⑨バイトをしているか?:

産業医をしているが、ストレスチェックの面談程度。

来年度からは、あと2社の産業医になります。

⑩宣伝したいこと:

かなり勉強にはお金を使っていたので、今の年収に見合うかどうか微妙で、開業も考えています。

年収3000万円精神科病院院長に質問してみた

①なぜ精神科医になった?きっかけは?:

代々医師の家系で育ち、医師になるのが当たり前の風潮に反発して、他の仕事(文科系)に就きたかったが、「医師になれなかったから、その仕事を選んだ」と言われたくなかったので、医学部に進学した。しかし、学生時代に付き合っていた彼女が哲学を学んでいて、精神医学者でもあるヤスパースを専門にしており、興味を持った。また、仲の良かった友人に精神科を誘われたことや精神科なら、文科系の要素もあるのではないかと考え、精神科を選んだ。実際には別に文科系ではなく、普通に医者だった。

②これまでの経歴は?:

大学の医局派遣でいくつかの総合病院や、精神科病院をまわり、その後自分の専門にしていた分野を勉強しやすい病院に、医局を離れて就職した後、数年間留学した。

帰国後は、ライフワークバランスを考えて、ペイの良い(週4で2000万)病院に就職し、自分がいないと回らないように

働いてから年俸アップを要求し、週4で2500万になった。週のあと1日を先輩の病院で精神科救急の輪番月だけの外来を頼まれていたが、良く働いていたので、毎週来るように頼まれるようになり、合計で年収3000万くらいになった。

その後、嘱託産業医の仕事を頼まれて、3060万くらいになった。その病院がゴタゴタしたので(自分には全く関係ないですが、詳細は恐ろしくて書けないです笑)、他の病院に移ったが、合計年収は若干下がった(合計で3000万いくかいかないか位)。その頃現在の病院に院長候補でヘッドハンティングされて、週5日で年俸3000万と、産業医60万に戻って今に至る。

③1日の仕事の流れと仕事内容は?:

週3回午前中外来をして、午後は発達障害の専門外来やデイケアの発達障害関係のプログラム、病棟の診察を行なっている。

雇われなので、臨床がほとんどで、管理業務は余りない。週1当直しているが、ほぼ寝当直。

④精神科医としてやりがいを感じる瞬間はどんな時?:

トレーニングを積んでいないと扱えない疾患(発達障害やパーソナリティ障害など)を治療している時。

また、精神科リハビリのプログラムの中で患者さんが成長していくプロデューサーのような役割を果たせている時(精神科治療は、子育てのようなもので、治療者が主役ではなく、患者さんが自分で成長したと感じてもらうことが必要だと思っているので)。

⑤将来の夢や目標はある?:

自分の思い通りの診療ができるクリニックを開業したいが、果たして金銭的に折り合うか?の点で迷い中。

⑥「かなり勉強にはお金を使っていたので、今の年収に見合うかどうか微妙」について、年収3080万円はかなり稼げていると思うのですが、具体的には何に対していくらくらい使った?:

留学前は国内でのトレーニングや英語の勉強に、留学は自費だったので、年に1000万くらい使った。合計で4000万以上はトレーニングや、留学時代の生活費に使った。

⑦産業医は週何日何時間くらい仕事をして、年収はいくら?:

本当は毎月行かないといけないのだが、コロナ禍のためもあり、年1の高ストレス者面談の時に半日から1日行っているだけ。それが年収60万。

⑧院長は会議が多かったり、病院の経営について悩まされることが多いイメージがあるのですが、そういった仕事や悩みはある?

コロナの感染対策を建前にして、会議をなるべくしない(感染対策の会議はしていますが)ようにしています。

しなければしないで、ほとんど問題なく病院は回ることに気づきました。

経営については、病床稼働率をキープしておけば(後は、発達障害の専門外来をしている関係で、発達障害絡みのデイケアメンバーさんもかなり

増えましたし)、特に大きな問題はない(というか比較的好成績をキープしている)ので、余り悩んだりはしていません。

どうせ自分のものではないですし笑

ただ、病床稼働率をキープするために、ほとんどの入院は自分自身で受けています。

外来も、全外来数の9割くらいは結局自分で診ています。

ちなみに、「会議をしなくても病院は回る」と書きましたが、もちろん問題が起きない訳ではありません。

ただ、問題は会議では解決しないことが多いので、会議のほとんどは無駄だと思っています。

その時間を臨床のミーティングやカンファレンスに使った方が遥かに生産的だと感じています(それは頻繁にやっています)。

⑨「自分がいないと回らないように働いてから年俸アップを要求」とは、具体的にはどのように働いたか?

外来患者さんを付けて、かなり増やしたことと、精神科救急をしていた病院だったので、救急の入院はほとんど自分(と後述の院長)で受けていました。また、当時の院長が創業者の息子で、良く仕事はしていましたが、年下で頼りなかったので、かなりサポートしました(辞めた理由は、先程は書けないと言いましたが、簡単に言うと大塚家具のようなことが起きました)。

職員のトレーニングも一手に引き受けていました。他にロクな医師がいなかったので、私がいないと回らなかったと思います(実際前述のゴタゴタで辞めてからその病院はめちゃくちゃになりました笑)。

⑩精神科医や産業医になって辛かったエピソードベスト3は?:

1位:患者さんに自殺された時(何度かある)

2位:患者さんが身体疾患になった時に他科の医師に見下されたような診療しか受けられなかった時(良くある)

3位:病棟でコロナの大クラスターが出たとき(9割が感染して地獄を見た)

 

 

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